
燦々とふりそそぐ太陽と聞いてどの季節を思い出しますか?ほとんどの方は夏と答えると思います。では燦々とふりそそぐ紫外線と聞いてどの季節を思い出しますか?ほとんどの方は夏と答えると思いますが、スキンケアをちゃんとやっている方は春夏秋冬と答えて欲しいです。
そう、紫外線は晴れの日だけではなく雨の日も雪の日も変わりなく私たちにふりそそぎます。紫外線には暑さや眩しさがないので要注意ください。紫外線は実感がないので浴びているという感覚がなく、気がついたら肌に大きな影響を及ぼしてしまうものなのです。これが太陽と一緒に生きる地球に住む我々の宿命なのです。だからこそ、どんな日も日焼け止めをしっかり塗って外出することを強くお勧めします!放っておくと5年後、10年後の肌に確実に悪化していきますよ。早めのケアを是非とも!
紫外線には2種類あるって知っていましたか?実は太陽の光には2種類あってそれぞれが悪さをするのです・・恐ろしい!両者の違いをしっかりと理解しておきましょう。

紫外線を浴びると、肌の内部ではメラニンという色素が大量に作られます。メラニンが肌の中で大量に発生すると黒くなります。その黒い色素で紫外線を吸収して、肌の奥への侵入を防ぎダメージから細胞を保護します。これが日焼けの仕組み。つまりメラニンそのものは紫外線から肌の細胞を護る役割を担っています。ちなみに日焼けは医学的に言えば「日光皮膚炎」という太陽の光による”やけど”です。
紫外線を浴びることで肌の新陳代謝であるターンオーバーが乱れて肌を外的刺激から守るバリア機能が弱まり、多大な肌トラブルを招いてしまいます。肌の老化現象の約8割の原因が紫外線と言われています。乾燥してしまうのはもちろんのこと、シミやシワ、たるみの大きな原因になってしまいます。こんがり焼いている方の肌がシミやシワだらけになるのはなんとなく想像つくのではないでしょうか。
紫外線による日焼けを防ぐには定番ですが日焼け止めを塗ることが一番有効です。日焼け止めの選び方をまとめたのでご参考まで。

どうでしたでしょうか。これで年中無休の紫外線対策を考えていただけますととても嬉しいです。一年が始まりましたが今年の夏に向けて自ら日焼けするなんてもってのほかです!自殺行為と言っても過言ではありません。洗顔と保湿と紫外線対策。これをスキンケアの大きな柱にして今年一年を楽しく過ごしましょう!